こんにちは、みつはしさなこです。
子供の入院が決まったら、考えることがたくさんあります。
日常生活で必要なもの、書類などの手続き関係、そして一番大事なのが「子供の入院中の暇つぶし」。
今回は、
- 年齢別・子供の入院中の暇つぶしグッズ
- あまり持って行かない方がいいもの(失敗談)
- 子供は入院中も楽しく過ごすことができるのか
について、紹介します。
- 子供3人の母。長男に先天性疾患があり
- 生後0ヶ月〜7歳までに入院経験25回
- 手術は3時間くらいのものから1日がかりのものまで計13回
普段は薬と通院だけで、保育園〜普通小学校へ通っていますが、病院とは長いお付き合いなので、親子ともに病院生活はベテランと勝手に思っています。
普段は食や料理に関するブログを書いているのですが、この長い入院経験が何かの参考になるかなと思い、書いてみることにしました。
入院中の暇つぶしグッズはこれ
まず入院グッズの前提として気をつけておきたいのが、「消毒しやすい素材である」ということ。
子供はおもちゃを舐めたり、床へ落とすことがしょっちゅうです。
衛生管理のしっかりした病院では、落としたらさっと拭けるプラスチックや木製がおすすめです。
ぬいぐるみや布製のものなど消毒しづらいものは避けた方がいいと思います。
また年齢問わずお世話になっていたのは「ポータブルDVDプレーヤー」。
長男の病院ではWi-Fiが入っていないので、うっかり自宅の習慣でYouTubeやサブスクコンテンツを見せていると、あっという間に速度制限がかかってしまいます(汗)。
なので、メディアタイプのプレーヤーが未だに健在です。

またDVD形式であれば病院にもいろいろDVDがあったりするので、家から持ってきたDVDに飽きたら病院からいろいろ貸してもらっています。

入院以外では、長時間じっとしている検査中や、自宅で発熱で隔離している時、旅行中の飛行機やレンタカーでの暇つぶしにと使えるので、子供がいる家庭は持っていて損はないと思います。
↓こちらは同じ7Vサイズ。子供も持ち運びやすいサイズです。
病室ではヘッドホンがあった方がいいです。
その他使っていたグッズは次の通り。
0〜2歳の暇つぶしグッズ
0歳期
子供が手で掴めるくらいの小さなおもちゃがメインです。
目に留まりやすいカラフルなものや、ベビーベッドに掛けられるものが便利です。

1歳期
座って遊べるようになってくると、少し大きめのおもちゃもあり。
ミニピアノやルーピングなど手を動かすおもちゃを持って行きました。

2歳期
いろいろと体を動かしたいころ。まだ自分の置かれている状況がわからないので、子供の感情が爆発することもありました。
長男の場合は乗り物が好きだったので、ベッドの中でトミカを走らせたり、病院にあるプラレールのレールをお借りして、ベッドでプラレールを作って走らせて楽しんでいました。
病院の許可が下りれば、プレイルームで過ごしていました。

3歳以降の暇つぶしグッズ
3歳を過ぎてくるとだんだん子供の意思表示がしっかりしてくるので、親があまり暇つぶしグッズを考えることはありませんでした。
実際にやっていたのはリュックを用意し「この中に入る分までにしてね」と本人に選ばせ、本人が一番好きなものをリュックに詰めていくというスタイルでした。
詰めたら最後に大人が確認し(病院的にアリかどうか)、全部に名前を書いて持って行っていました。

また絵や字を書くようになると、紙とクレヨン、鉛筆を持って自由に書かせたり、折り紙を持ち込むこともありました。
小学生あたりになってくるとゲームやタブレットを持ち込んでいる子が多いです。
普段はゲームのやりすぎって悩ましいところもあると思うのですが、病院は治療以外やることないですからね…
長男はまだゲーム端末を持っていないのですが、同じ病棟の子とゲームを通じて交流するきっかけにもなっていて楽しそうでした。
あまり持って行かない方がいいもの(失敗談)
いざ入院が決まると、目新しいおもちゃを探して買ってしまうことも沢山ありました。
その中で「ちょっと失敗したかも…」というものを紹介します。それは、
パズル
暇つぶしにはもってこいなのですが、散らばる、床に落ちる、そして失くします。
私はこの時にこのパズルをわざわざ買い、病室でフィリピンを失くしました…涙

入院中になくなってもいいやくらいの気持ちで、買う分にはいいかもしれません。

子供は入院中も楽しく過ごすことができるのか
長男の場合で言うと、病院が大好き。大人が心配するほど、退屈や寂しさを感じているわけではないようです。
どんな手術があっても、禁食生活になっても、看護師さんや同じ病室の子と仲良くなったりと病棟生活を楽しんでいて、退院する時は「また入院したい!」と言う子です。
でもこれは参考にならないと思うので…(汗)実際に見たまわりの子の様子も簡単に触れておきます。
※長男の病院は付き添い入院がない子が多い(ように見える)ため、保護者の付き添いがない前提で書いています。

初めて入院する子や入院したての頃は、やはり寂しがる子が多いです。
そりゃ家から急に狭いベッドで一人で生活することになったら、不安でいっぱいだと思います。
ただ数日してくると、だんだんと順応して、一人でベッドで落ち着いて過ごせる子が多いように見えます。
特に乳児期の子は、パパママが来ればもちろん嬉しいし、帰る時はやっぱり泣いたりぐずったりしています。
でもいない間ずっと泣き続けているわけではありません。
夜間は私もあまりいた経験はないのですが、消灯していて全体的に静かです。
夜勤の看護師さんが定期的に見回りに来ています。以前長男が夜中眠れなかった時、看護師さんと病棟をお散歩したという話を翌日聞きましたが(笑)
幼児期になりお友達との関わりができる頃になると、ベッドを挟んでお喋りしたり、お手紙交換したりと、子供たちで病棟での楽しみを見つけることができるようになっています。

最後に、入院生活は親子ともに経験値が上がります(笑)
私も25回子供の入院を経験していますが、同じ治療でも入院中の生活が同じということはありません。
今でも詰みかけることが何度かありますが、何とか乗り越え今に至っています。
入院や病気ネタはまた書いていこうと思います。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
もし良ければ料理や食に関する記事も読んでいただけたら嬉しいです。
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