3児の母が使った離乳食作りに便利な調理道具【専用グッズ不要】

こんにちは、食卓コンサルタントのみつはしさなこです。

子供の離乳食作り、どのようにしていますか?

初めての子育ての方はどうしたらいいか分からなかったり、既に毎日の離乳食作りに疲れている人もいるかもしれません。

便利な道具を知りたい、離乳食用の調理器具を買おうか迷っているあなたへ。

離乳食作りに専用の調理器具は必要ありません。

私は実際に3人の子育て離乳食作りを経験しました。

使っていたのはベビーグッズ専門店で売られているような離乳食専用のものではなく、ごく普通の家庭用の調理器具だけ。

なので、離乳食が完了したあとや、ふだんの食事づくりでも使っている道具ばかりです。

子育てでは、おむつや洋服など買わなければいけないものがたくさんありますが、調理器具だけは普通のものでも大丈夫。

ぜひ家にある道具を上手に使うなり、ふだんでも使える便利なものだけを購入して、余ったお金は買わなきゃいけない赤ちゃん用品にまわして大丈夫です!笑

ということで、今回は離乳食作りで便利な調理器具7点を紹介します。

離乳食作りに便利な調理器具おすすめ7点

私が実際に使っていた離乳食用の調理器具がこちらです。

 

離乳食初期に使えるものから順に紹介していきますが、初期を過ぎたあとも使い方を変えたりと活用できます。

また、洗う際は大人用とスポンジを使い分けることをおすすめします。

①すりおろしがね(離乳食初期〜後期)

離乳食が始まったら、おそらくおかゆと一緒にあげ始めるのが、リンゴやにんじん、ほうれん草などのすりおろし。

私が使っているのは、薬味用の小さなサイズです。離乳食中期以降は鶏ささみなどもほぐすことができます。

私が使っているのは平たいステンレス製ですが、実はこっちのタイプの方が使いやすいと思います。

 

貝印 おろし器 セラミック

 

②茶こし(離乳食初期〜)

離乳食初期では、さつまいもなど繊維質が多いものの裏ごし用に。

中期以降は裏ごしは不要ですが、ざる代わりに重宝しました。そのため柄がついているのがポイント。

買うなら100円ショップなどでOKです。

 

調理中のミニざるとしても。

③製氷皿(離乳食初期〜)

特に離乳食初期は食べる量が少ないので、しばらくは作って冷凍保存ということが続きます。

作った離乳食を1食分ずつ小分けにして冷凍保存用に。

大体キューブ1個が大さじ1に相当します。あとは離乳食用に出汁を冷凍保存しておくのも便利でおすすめです。

離乳食が完了したあとは、小さな薬味やハーブなどを冷凍保存したいときに使っています。

Cherie 製氷皿 シリコン やわらかいアイスキューブ 角型15個

④すり鉢・すりこぎ(離乳食初期〜後期)

離乳食初期ではバナナをすり潰したり、中期以降はおかゆの米粒や肉・魚などを潰すのに使います。

ごく普通のごま用のすり鉢セットで大丈夫です。

⑤ミルクソースパン(離乳食初期〜)

離乳食初期では赤ちゃんの少量の食材を茹でる用に。

離乳食後期以降いろいろなものが食べられるようになると、大人用の作った煮物や味噌汁をミルクソースパンに取り分けて、水で薄めてさらに柔らかく煮込む、という使い方もしていました。

離乳食が進むのは嬉しい反面、大人や上の子たちと別々に作る負担も大きくなるので(笑)、このような小鍋はとても便利でした。

他の調理器具と比べてふだんの活躍は少ないですが、ソースやたれを作ったり、少量の食材を茹でるときに使っています。

使っているミルクソースパンはこちらのDANSK製。

百貨店だと値段そこそこしますが、Amazonがお値打ちすぎてびっくり…!

買って11年経ちますが、ソースなど離乳食以外でも使えるし、食洗機に入れても丈夫なので、おすすめしたいです。

DANSK コベンスタイル バターウォーマー 550ml ガス火専用

⑥シリコンスチーマー(離乳食中期〜)

離乳食用に柔らかくしたいけど、鍋を使うほどでもないな…というちょっとした量のときに。こちらが両手に収まるコンパクトなサイズなのですが、離乳食期によく使いました。冷凍ごはんからおかゆを作ったり、大人や上の子たちのサラダを離乳食用に加熱したいときなどにさっと温野菜にしたりなど、手軽に使えるのでよく助けられました。

少量を素早く加熱するときに。過加熱に注意。

ただ、材料が少ないときは熱が必要以上に加わるので、電子レンジにかけるときに水を大さじ1〜2加えて様子を見ながら加熱をした方が安全です。

ふだん用では少量の野菜やごはんを加熱したいときに使っています。

Amazonだと一番サイズが近いのがこちらでした(176×80×68mm)。

Mart&貝印 シリコン Cook&Table ミニ鍋 2セット

⑦キッチンばさみ(離乳食後期〜)

離乳食後期・完了期は、自分の歯ぐきを使って潰す・噛むことができるようになります。

まだまだ細かく刻む必要はありますが、食べる量も増えている子が多いと思います。はじめに包丁で細かく刻んだり、ベビーフードカッターで刻んでいた時期もありましたが、3人目育児中に買った普通のキッチンばさみが一番便利でした。使い方は作った料理の最後にチョキチョキするだけ。もっと早く使っておけばよかったと思う一品…。

離乳食作りを通して感じたこと

私は子供3人の離乳食作りを経験してきました。また離乳食アドバイザーという資格をとり、赤ちゃんの体の発達に合わせた離乳食の与え方も身につけています。

しかし、離乳食作りは知識があれば万全、というわけでもないと思っています。

自分の子供の成長のためとは言え、毎日自分たちの食事と並行して作るのは心身ともに疲れるときもあります。そして作ったのに食べてくれずに心が折れるような日も…。

特に長男の離乳食期が一番悩みました。作ったのに食べてくれない、ベビーフードを使うのが何となく後ろめたい…

ただ2人目、3人目と離乳食期の経験を重ねて、ようやく心得みたいなものができました。私の離乳食作りは終わってしまいましたが、いま離乳食作りに悩んでいる方、もしくはこれから離乳食期を迎える方の参考になれば嬉しいです。

またこちらのLINEに友だち追加すると、1:1でトークができるようになっています。

友だち追加

話しづらい悩み、今さら聞けない話などもお気軽にどうぞ^^

合わせて読みたい

 
関連記事

こんにちは、食卓コンサルタントのみつはしさなこです。 赤ちゃんが母乳ミルクから離乳食が始まると、いろいろ食べ物を与えられる楽しみが増えます。 でも赤ちゃんが離乳食を食べてくれないと、どうしたらいいかわからないもの。 離[…]