アレルギーだけじゃない離乳食期に注意するべきこと【ポイント解説】

こんにちは。 食卓コンサルタントのみつはし さなこです。

先日、OYABAKAママ向けコミュニティ離乳食講座に離乳食アドバイザーとしてゲスト参加した話の続きです。

今回はアレルギーや気をつけるべきことについて、少し深掘りしたいと思います。

離乳食期の赤ちゃんにとって、パパママが最も心配するのが、アレルギー。

初めての食べ物を経験させる時は、必ず次の3つのポイントに注意が必要です。

  • 小さじ1(離乳食スプーン3〜4相当)までにする
  • 午前中の時間帯にする(もし体調に異変があった場合、医療機関に受診できる)
  • 鶏卵(特に卵白)、牛乳、小麦、大豆は特に注意(乳児アレルギーが多い)

アレルギー反応が出るかどうかは、正直なところ実際に食べてみないと分かりません。

なので、新しい食材を試すときは必ず少量から試しましょう。そして万が一赤ちゃんの体調に異変があった場合に受診ができるよう、食べさせる時間帯は平日や土曜の午前中を選びましょう。

ここからは、アレルギー特定原材料とされているものをまとめています。

アレルギー特定原材料を覚えておこう

食品のパッケージを見ると、アレルギー特定原材料が記載されていることがあります。

加工食品のパッケージに書かれています

アレルギー特定原材料とは、これまでの調査で分かっているアレルギー発生件数や症状の重さに応じて、定められています。アレルギー発生原因として多いもの7品目と、それに準ずるもの21品目が定められ、パッケージ表記することになっています。

※準アレルギー特定品目は表記されていない場合もあります

離乳食で出てくる食材もアレルギー特定品目リストに入っている場合がある

まず、こちらが2021年現在国で定められているアレルギー特定品目の一覧です。

表の中に、赤字で書かれた食品がいくつかあります。

これらは離乳食の食材リストでも出てくるものなので、初めて与えるときは必ず少量・受診できる時間帯を守るようにしましょう。

とはいえ過度に恐れる必要はない

ここまで読んだ方の中には、アレルギーになったら怖い、まだすぐには食べさせなくていいかも…と不安に思われる方もいるかもしれません。

けれど、不安になるあまり、食べるのを遅らせる必要はありません。

離乳食とはあくまで食事に移行させるための練習ですが、どんどん成長していく赤ちゃんに月齢に沿った食事を進めないのは、かえって栄養不足になる恐れがあります。

なので繰り返しになりますが、アレルギーを過度に恐れすぎず、少量から・受診できる時間帯を選んで取り組むようにしましょう。

アレルギー以外に注意するべきこと

離乳食や赤ちゃんの食事で気をつけたいのは、アレルギーだけではありません。

アレルギー以外で注意すべき2点を取り上げています。

はちみつは1歳になるまでは与えない

はちみつには、ボツリヌス菌と呼ばれる自然由来の菌が含まれていることがあります。1歳未満の赤ちゃんにはちみつを与えると、乳児ボツリヌス症を発症する恐れがあるので、絶対に与えないでください。

2017年には、国内で実際に亡くなった例もあります(食品安全委員会)

食材はしっかり加熱する

赤ちゃんはまだ細菌に弱いので、離乳食の食材はしっかりと火を通してあげましょう。

ポイントメモ

  • 果物

果物もなるべく加熱します。特にアレルギー特定品目となっているもの(バナナ

りんご、桃、オレンジなど)は、加熱によってアレルギー発生を抑えることができます。

  • 刺身

刺身をそのまま与えるのはNGですが、月齢に合ったものを茹でれば与えても大丈夫です。一切れがちょうど一食分(10〜15g)と分かりやすいのでおすすめ。

丸呑みや誤嚥に注意する

赤ちゃんや小さな子供は、まだ噛むのが上手ではありません。うっかり丸呑みや誤嚥で喉に詰まらせる恐れがあります。これは赤ちゃんに限らず、幼児期までなるべく気をつけるようにしましょう。

  • ミニトマトやぶどうなど、表面がつるっとした食材は縦割り4等分に予めカットしておく
  • ナッツや硬い豆類は与えない

子供の誤嚥・窒息に関する記事(消費者庁)

まとめ

離乳食は初めてのことや気をつけることが多いので、不安になるパパママも多くいると思います。

確かに、アレルギーや誤嚥などの体調に繋がるところは注意が必要なのですが、

「どのくらいの量を食べられたか」

「どのくらい新しい食材を試せたか」

といったことは、大人と赤ちゃんの無理のないペースで進めるのが大事です。

離乳食は、赤ちゃんに食べる楽しみを教える機会でもあります。

今はなかなか離乳食を食べなくても、成長とともに食べられる量も増えるし、食べられる食材の種類も増えます。いつかは、大人と同じ食事を食べられるようになります。そのときに「一緒に食べると楽しいね」と感じられるといいなと思います。

楽しい時間になるためには、赤ちゃんもパパママも無理しないのが大事です。

離乳食で気になることや不安なことがあれば、LINEやTwitter(@sana_kopirumah)から直接メッセージもお待ちしています。

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