【料理ダンドリ術】苦手な段取りをアップさせる6つのコツ

こんにちは。 食卓コンサルタントのみつはし さなこです。

料理を作るとき、レシピを知りたければ、本やアプリでいくらでもレシピを知ることができます。

けれども、複数のレシピをどのような段取りで作ればいいか、というのは殆ど調べても出てきません。

段取りを知らないから要領が悪い、自分は料理が下手だし苦手…と感じているあなたへ。

今回は、料理の段取りをアップさせる6つのコツについてご紹介します。

料理の段取りが良くなる6つのコツとは

料理の段取りが苦手な場合は、次のポイントを心がけてみます。

①食材はなるべく全て出す

まず、野菜や肉など必要な食材ははじめになるべく出しておきます。

はじめに全て出しておく目的は、「都度冷蔵庫や棚まで取りに行く回数を減らす」ため。

毎回冷蔵庫開けに行くのって、地味に負担がかかる作業だと思っています。

直前まで冷やしておくべき食材を除き、使うと分かっているものは、はじめのうちにキッチンに出しておきましょう。

②調理道具は使う場所ですぐ出せるようにする

鍋、フライパン、おたま、菜箸などの調理道具は、必要なときにすぐ取り出せる状態にしておきます。料理を作る際に、必要な調理道具をざっと洗い出しておくといいです。

鍋やフライパンと一緒に使う調理道具は、コンロまわりに見えるようにすることで、直感的に選べるようになります。

③使う場所でグルーピングしながらまとめておく

闇雲に並べると、使うときの探す手間に繋がります。レシピA、レシピBと簡単に分けておくとラクです。

使う材料や調味料を並べたら、料理ごとに簡単にグルーピングしておきます。キッチン調理台の上に広がった食材の中から、必要な食材を探しながらピックアップするのは、地味に手間がかかる作業だからです。段取りよく進めるために、同じ料理で使うものは近くにまとめておきましょう。特に調理で味つけをしたいときに、使う調味料がまとまって置かれていると、料理がスムーズです。

④調理時間の長いものから優先的に取り掛かる

複数の料理を同時に作る場合、調理や加熱時間が長いものやほったらかしながら作れるものを優先的に取り掛かるよう、段取りを考えます。煮込みで火にかけたり、漬け込んで手が離れたら、他の料理に取り掛かる、というように手順を考えます。

⑤作った後の盛りつけ容器や皿は先に出しておく

作った後に盛りつける容器や皿は、料理が完成する前に完成量を見積もって用意しておきます。完成してから食器棚を開けると慌てやすいです。

特に作りおきなどでタッパーを使う場合は、調理前に何個かまとめて出しておくことをおすすめします。タッパーだと、保存用だけでなく料理中にも活躍します。

私のタッパー活用方法はこちらでも紹介しています。

⑥野菜を全部先に切ろうとしない

料理で使う野菜は先に全て切っておく、という方は多いと思います。昔の私もそうでした。

先に包丁とまな板を使い終えたい気持ちは分かりますが、全ての野菜を先に切ってしまうと、ボウルやざるの置き場所を取ったり、後で手持ち無沙汰な時間ができてしまうことがあります。

一度に切ると置き場を取りますよね、、

野菜は、優先順位の高い料理のものから切るようにし、煮込みや漬け込みで手が空いた間に次の料理の野菜を切って、料理の隙間時間を活用しましょう。キッチンばさみで切れるものなら、使う直前に切るというのも手です。

段取りアップのコツを通して目指していること

以上が、私が唱える6つのコツです。この6つのコツから目指しているのは、

「自分が料理に集中しやすい状態を作る」ということ。

料理の途中で冷蔵庫を覗きに行ったり何かを探すというのは、料理への集中力が切れやすい瞬間です。こういった瞬間を意図的になくしたり極力減らすことで、料理に集中しやすく段取りが上がるようになります。一度に全部のコツを身に付けるのは難しいですが、取り組めそうなところから、少しずつ習慣として取り入れてみてください。

簡単に段取りをアップさせるには?

そうは言っても、簡単に段取りアップさせる方法が知りたい場合。ぜひ「野菜の冷凍保存」を活用してみてください。

やり方は野菜を予め使うサイズにカットし、冷凍保存しておくというもの。忙しい時は、包丁とまな板要らずで野菜たっぷりの料理を作ることも可能な、段取りアップ術です。

大根皮を使ったミルクコンソメ煮。冷凍野菜だけで一品作れると楽ちんです^^

段取りが悪いと悩んでいる方だけでなく、料理が苦手な方、日々忙しい中で料理をしている方など広くおすすめです。

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冷凍ストックしておくと便利な野菜紹介記事もご覧ください。