歯とキッチンの共通点「一番使ってる人が一番○○○○」

こんにちは、kopi rumah主宰 食卓コンサルタントのみつはしさなこです。

先日、歯科検診に行った時の話です。

みなさんは、歯科検診って定期的に受けていますか?

私は虫歯になりやすく、1年ぶりに歯科検診したら虫歯が数本あった…ということが立て続けにあったことがあり、以来3ヶ月に1回歯科衛生士さんのクリーニングを兼ねて通っています。本当はクリーニングでさえ億劫な、歯医者が苦手な私ですが、この検診を定期的に受けていることで、この3年間虫歯の治療をせずに済んでいます。

検診は虫歯予防に繋がるだけではない

また検診を受けることで、新たな気づきもあります。

検診では歯科衛生士さんが、30分近くかけて歯のクリーニング(要はプロによる極上の歯磨き!)をしてくれるのですが、虫歯の有無だけでなく、自分が気づかなかった口の動かし方のクセなどを教えてくれることがあります。私の場合、無意識に食いしばりをしていたり、顎に力を入れてしまうことで、奥歯の表面が削れていたり、口を開く時に引っかかることがあるようです。

 

 

殆ど自覚症状がないため、気にしたことはなかったのですが、こうして専門家から客観的に見ていただくことで、初めて気がついた瞬間でした。

自分の体に関すること、それも毎日使っている部分なのに、意外と分かっていないのです。

そして、この経験はキッチンにも当てはまることがありました。

 

クライアントさんのキッチンを見て気がついたこと

最近、何人かのクライアントさんのキッチンを拝見するのですが、ある時、どのキッチンにも「シンクに三角コーナーがない」ということに気がつき、ちょっとした衝撃を受けました。

 

 

これは、三角コーナーがあることが良い悪いということではありません。

私にとっては、シンクに三角コーナーがあるのは子供の頃から見てきた光景なので、当然自分のキッチンでもずっと置いています。だから、どの家にも同じように置いてあると思っていたからです。他のキッチンを知ったことで、こういう方法もあるのかと気づくことができました。

 

毎日当たり前のようにやっていることは、見直す機会が少ない

自分では当たり前だと思っていることでも、他の人から見たら当たり前ではないかもしれません。

さらに毎日当たり前としてやっていることは、習慣化すると見直すことがとても少なくなります。

 

けれど、他人のアドバイスを受けたり、他人のやり方を知ることで、自分にとっていまの当たり前は必要なのか、もっとより良くできるかと考えるきっかけになります。

(三角コーナーは自分にとって便利なので、このまま継続しますが…)

 

毎日使っているキッチンでも、もっと使いやすくできるかもしれない。そしてどうすれば使いやすくなるかは、日々使っている本人でも気づいてないかもしれないのです。

 

あなたのキッチンも、もしかしたらもっと活かせるかもしれない。

もし料理が苦手だと感じているなら、キッチンが少し変わるだけで、苦手な料理がラクになるかもしれないのです。ラクになれば、料理は楽しくなるはず。