こんにちは、kopi rumah主宰 食卓コンサルタントのみつはしさなこです。
食卓コンサルタントが常備している調味料、今回はハーブ&スパイス編です。
ハーブやスパイスは種類も多種多様。好き嫌いもあれば、逆にどれを揃えたらいいのかわからない…という方もいるかもしれません。
ハーブ&スパイスについては何でも揃える必要はありませんが、好きなものを中心に少しづつ色々試してみるのがいいかと思います。で、私はと言うとこんな具合です。
私が常備しているハーブ&スパイスがこちら
見る人によって多い少ないは判断分かれそうですが、料理をする方の中では少ない方かもしれません(比べたことないですが笑)。
ハーブは自分の好みのものだけ、という考えなので、比較的種類は少ないのですが、スパイスとして使っている辛味系の調味料は、和洋中で使い分けています。具体的には、
生姜
よく使うのは刺身で生姜醤油として。冬場はコンソメスープにちょい足ししてピリッと効かせています。
柚子胡椒
さっぱりスープや、油・コクの強い料理に。醤油・砂糖の甘辛味付けにちょっぴり加えると大人の仕上がりになります。
七味唐辛子
柚子胡椒と使い方は似ていますが。こちらはうどんや汁物が多め。あとは赤色アクセントをつけたいときに(笑)
辣油
餃子用に買った中華向け。と言っても頻度は少なめ…
豆板醤
こちらも主に中華向け。時々使いますが、痛い系の辛味があまり得意じゃないので、こちらもあまり登場しません…(汗)
スイートチリソース
エスニック系スパイスは夫の好み。サラダに肉のソテーに、何でもスイートチリ味にしています(笑)
クミン
今のところキャロットラペくらいの用途なのですが…それでもラペはクミンなしではありえない!
(あとはレーズンorいちごジャムを添えて、カフェサラダっぽくします)
我が家の食事は、大人も子供も同じ料理を食べるので、基本的には子供に合わせて薄味で仕上げています。それぞれの器に盛り付けた後、大人は各自でスパイスを足すのが我が家流です。和食なら七味唐辛子や柚子胡椒、洋食や中華なら胡椒というように、後乗せで大人はアクセントを楽しんでいます。
そんなハーブ&スパイスですが、料理で比較的よく使っているものをご紹介します。
肉やチーズに合う バジル&オレガノ
肉のシンプルなソテーに香りづけをしてくれるバジル&オレガノ。肉の脂味に合わせると食欲が湧きます。またチーズを使ったコクのある料理に加えることで、チーズ料理を飽きずに食べることができます。
私が好きなのは、塩を揉み込んだジューシーな鶏もも肉にバジルとオレガノをふりかけてじっくりソテーしたり、バターを絡めたホクホクのじゃがいもに塩と一緒にまぶすこと。シンプルだけど、これ以上余計なものがいらない料理です。
また子供が小さい場合は、香りの穏やかなパセリの方が料理に向いているかもしれません(私も子供向けに作るときは、パセリを使うことが多いので)。
パセリはバジル&オレガノよりも緑色が鮮やかなので、チーズ料理にパラパラとふりかけると映えます。
料理の味付けに困ったら…カレー粉の出番
何となく献立がマンネリ化してる…そんなときはカレー粉が活躍!
子供も大好き、大人も飽きずに食べられる、料理の救世主カレー味。
鶏肉のソテーにパラパラを一振りしても良し、切り身魚の衣に混ぜてムニエルにしても美味しいです。スープに加えてカレースープにしても◎。副菜のアレンジバージョンとして、きんぴら、ポテトサラダ、マカロニサラダの定番料理にパンチを効かせても美味しいです。
とにかく外れないのが、カレー粉のいいところ。塩の代わりに、よくパラパラしています。
今回は私が実際に使っているハーブ&スパイスをご紹介しました。バジルやカレー粉のように、マイ調味料としてスタメン化しているものもあれば、まだまだ活かしきれていないスパイスもあります。
私自身も、忙しいと味付けや使い方がワンパターン化しがちですが、たまにふとした思いつきで組み合わせてみた調味料やスパイスが、最高の組み合わせだった!ということも実際にあります(その時の感動たるや…!)。そうやって、自分の自由な発想で料理ができるのが、自炊料理の醍醐味。皆さんも、今あるスパイスや調味料で新たな発見があるかも。
次回はその他編(おそらく最終回)。これがあればOK!な定番調味料をご紹介します。