【料理初心者向け】キッチンに常備したい調味料(油編)

こんにちは、kopi rumah主宰 食卓コンサルタントのみつはしさなこです。

前回の基礎調味料編に続き、今回は油編です。

みなさんはどんな油を使っていますか?

「油」と一口に言っても、原材料によって味や香りはそれぞれ。今日は私がふだんごはんとして使っている油をご紹介します。

大豆油…クセがなく何でも合う万能油

和洋問わず使え、炒め物、揚げ物、ドレッシングにもなる、そんな万能選手として使っているのが大豆油です。サラダ油でもいいのですが…これは私のシンプルイズベストな趣向故。(サラダ油は主に大豆油となたね油をブレンドです)

実際に使いているのがこちら。サラッとしていて使いやすいです。

大豆油の他には、米油も使いやすくおすすめです!


オリーブオイル…洋風料理の出番多し。サラダドレッシングにも◎

↑で和洋問わず使える万能油、と言っておきながら、洋風料理のときは必ずオリーブオイルを使っています(笑)ほのかなオリーブの香りとコクが洋風らしさを出してくれるのかもしれません。ソテーやムニエル、ピカタなどに登場しますが、意外と使うことが多いのがドレッシング。酢やレモン果汁と合わせてイタリアンドレッシングにしています。

オリーブオイルは種類さまざまですが、選んでいるのはオリーブの風味が一番出ているとされる、エクストラバージンオイル。産地や種類も多く選ぶのに迷ったときは、スペイン産のエクストラバージンオイルが良質かつリーズナブルでおすすめ。また有機JAS認定を受けていると尚良し!です(これはテレビの料理番組で活躍されてるフードコーディネーターさんのアドバイスですが…)

こちらはAmazonで買ったもの。オーガニックではないですが、マイルドなオリーブの風味が気に入っています。


ごま油…中華系料理やシンプルに野菜に和えるだけでOK

ごまの香ばしい香りが食欲をそそるごま油。

中華料理のみならず、ナムルや手作りドレッシングなど、野菜に和えて使っています。中華スープや豚汁の最後にサラッと加えても◎。

よく使うので大容量タイプを選んでいますが、容器がペットボトルなのも使い勝手がよいです。また店頭で見かける純白ごま油は、ごまを焙煎せずに作られているため、香りが抑えられているのが特徴。クセがなくどんな料理にも使えます。

定番のかどやのごま油。パッケージから既に香り漂う…(妄想)


亜麻仁油…実は積極的に摂りたい油

最近スーパーでもよく見かけるようになった亜麻仁油。

亜麻仁油の油は、α-リノレン酸と呼ばれるオメガ3脂肪酸で、魚に含まれるEPAやDHAと同じ働きをします。実は数ある油類の中でも意識して取り入れたいのが、オメガ3脂肪酸を含む油。魚はもちろんのこと、亜麻仁油の他にはえごま油にも豊富に含まれています。

亜麻仁油もえごま油もクセの少ない油ですが、熱を加えると魚の油のような臭みが立つので、加熱は不向きです。ドレッシングにしたり、味噌汁やスープにトッピングとして使うのがおすすめです。

こちらはAmzonで購入したもの。ブランドによって製法が異なるため味も変わってきます。個人的にはクセのないものが使いやすくて好きですが。

バター…野菜にはないコクを加えたいときに

ミルクの強い香りとコクが食欲を掻き立てるバター。摂り過ぎは注意ですが、料理に適度に取り入れることで、野菜にはない旨味を加えてくれます。きのこと合わせると旨味に深みが出ますし、緑野菜と合わせると苦味が和らぎます。じゃがいもやサツマイモのデンプン系にもよく合います。

料理の際、バターはカットされている方が使いやすいですが、コスパが高いのは未カットの大きなもの。私の場合は200gサイズのバターを購入し、カッター付きバターケースでカットしてから保存しています。

こちらも定番の雪印メグミルク製。
スライスの仕方。バターをバターケースに広げて室温で少し柔らかくします。カッターを刺してバターをスライスしたら、そのまま保存OK。

いかがでしたでしょうか。お気づきになったかと思いますが、殆どどれも身近に手に入るものばかりなのです。それぞれの特徴を理解し、その特徴にあった使い方を見つければ、必要な調味料や油は決まってきます。これらを全て揃えなくても大丈夫。あとは自分の料理の好みに合わせて選べばいいのです。

基礎調味料、油と続いて、ハーブ&スパイス編。

料理で活躍しているハーブやスパイスをご紹介します!