【キッチンの調味料収納方法】見せない収納のメリットとデメリット

こんにちは、kopi rumah主宰 食卓コンサルタントのみつはしさなこです。

みなさん、キッチン収納はどのようにしていますか?

特に種類や形の多い調味料は、収納方法に悩みがち。

もし見せないように収納できれば、キッチンがいつまでも新居のように広く感じられます。

憧れる人も多いキッチンの見せない収納ですが、今回は見せない収納のメリット・デメリットについて考えます。

見せない収納のメリットとデメリットとは

見せない収納のメリット

見せない収納のメリットを挙げるとこんな感じです。

キッチンがすっきりする

キッチンが広く感じられる

調味料などのモノが溢れやすいキッチンをきれいに見せることができるのが、見せない収納の魅力です。

特に室内の雰囲気にこだわりたい方は、見せない収納にすることで生活感を上手に隠すことができるし、急な来客でも慌てません。

見せない収納のデメリット

では、見せない収納によるデメリットは何でしょうか。

ふだん料理をする人にしか収納場所がわからない

あまり料理をしない人は、ますます料理をしなくなる

キッチンから調味料を見えなくするということは、隠すということ。

それは一緒に住む人がいる場合も同様で、収納場所が見えないと、どこに何があるかわからなくなります。ふだん料理をする人には調味料の収納場所が見えなくても問題ないのですが、ふだん料理をしない人は、どこに何がわからないキッチンで料理をするのは面倒と感じやすく、ますます料理をしない可能性が高いです。

キッチンを使う人や料理担当がはっきりと決まっているなら、問題ありません。ですが、もし夫やパートナーにも料理をやってもらいたいと考えているなら、見せない収納は注意が必要です。

キッチン収納を考える上で大切なこと

以上の見せない収納のメリット・デメリットから、キッチン収納を考える上で大事なことをまとめます。

①キッチンを使う人が使いやすい

これがまず大前提。調味料にしろ調理道具にしろ、キッチンの収納は使いやすいように収納するが鉄則です。

②複数の人がキッチンを使うなら、分かりやすい収納をまず心がける

キッチンを使う人が一人だけなら、使う本人の意向に合った収納方法で構いません。けれど、もし夫やパートナー、子供もキッチンを使うなら、他の人が見てもわかるような収納を心がけた方がいいです。完璧な見せない収納は難しいかも知れませんが、ラベルをするなど、ある程度外から見てもわかるような工夫が必要です。

みんなが分かりやすい「見せない収納」方法とは?

では、「見せない」けど分かりやすい収納にするには、どんな工夫をしたらいいでしょうか。ここからは、分かりやすい収納方法からヒントを得てまとめます。

調味料や食材はなるべく同じ場所にまとめる

一つ目は、探しやすいようなるべく同じ場所に収納します。

食材なら冷蔵庫の近くや、コンロで使う調味料はコンロの近く。こういった場所の引き出しや棚を上手に活用します。収納場所が散在すると「どこにあるかわからない」に陥りやすいので、使う場所にギュッとまとめるのがポイントです。

調理道具は家事動線を想定しながら収納する

二つ目は、キッチンの家事動線に沿って収納します。

鍋・フライパンならコンロの近く、ざるやボウルは水まわりの近くに。調理道具は作業する場所に収納することで、誰でも分かりやすく探すことができます。

例え見せなくても収納場所を分かりやすくすることで、ふだんから料理をする人はもちろん、料理しない人でも使いやすいキッチンになります。具体的なノウハウについては、下のまとめ記事に詳しく書いていますので、ぜひ読んでみてください。