- 野菜ソムリエになると何ができるの?
- 野菜ソムリエの資格をとるメリットって何なの?
- これまで食や野菜の仕事をしてなくても資格を活かせるの?
こんな悩みを解決できる記事を書きました。
この記事では、子育てしながら野菜ソムリエプロの資格をとった主婦の私が、次の内容を紹介しています。
私は野菜ソムリエになるまでは食とは全く関わりのない仕事をしており、さらに料理が苦手な人間でしたが、そんな未経験の私でも、資格を通して生活の質が変わったり、新しいキャリアを作ることができました。
未経験者から見た、野菜ソムリエならではのメリットやキャリアの作り方を紹介しているので、参考にしてくださいね。
すぐにメリットを知りたい、という方はこちらからどうぞ!
※本記事にはプロモーションが含まれます。
野菜ソムリエ講座で学ぶこと
野菜ソムリエでは4つの科目を受講します。
生活者として知っていると便利な知識から、流通や農業で必要な専門知識まで扱っているので、野菜ソムリエを受講すると、野菜・果物に関してかなり深い知識が得られるはずです。
簡単に、各科目の内容を紹介しますね。
受講内容
野菜に関する基礎知識
野菜・果物の特徴や保存方法、産地や旬といった全般的な知識を学びます。
野菜果物の魅力の伝え方
味や香り、食感などの表現方法を学び、相手に伝えるコミュニケーションを学びます。
栄養学の基礎的知識
栄養成分の働きや食事に求められる栄養バランス、生活習慣病について学びます。
また健康的な食生活を続けるにはどのような食べ方が提案できるのか、自分の食事記録を通じて考えます。
また、この講義では信頼できる健康情報の選び方についても教えています。
料理の基礎的知識
食材の切り方や調理法を学びます。
調理による食材変化といった科学的視点から、煮物の種類(仕上げによって12種類あるんです!)まで幅広く学べるので、確実に料理のレパートリーが増え、スキルアップできる講義です。
野菜ソムリエを受講して得られること
では、この4つの科目を通して、どんなものが得られるのか、どのように生活が変わるのか生活者・主婦目線でお伝えします。
野菜果物の目利きがうまくなる
スーパーや八百屋で買い物をするときに、どれが新鮮な野菜・果物か、良品の目利きができるようになります。
また、ちょっとしなびて安くなった野菜・果物は「今日使えばまだ大丈夫」「こうすれば美味しく食べられる」といった判断ができるようになるので、賢く買い物ができるようになりますよ。
野菜の保存がうまくなる
買ったあとの野菜・果物を長持ちさせるために適切な保存ができるようになったり、新鮮なうちに下処理して美味しさをキープできるようになります。
買ってそのままにしているうちに傷んでしまった…ということがなくなり、ムダやロスが減ります!
料理が上達する
調理法が身について料理レパートリーが増えたり、シンプルなのに美味しく食べられるようになります。
この講義のおかげで、私は手間をあまりかけずに美味しく一品ができるようになりました。
料理で苦労している、苦手意識がある方にはおすすめです。
自分や家族の健康につながる
料理で野菜を使う機会が増えるのと、自分や家族の健康につながります。
実は、野菜ソムリエの中には過去に自分や家族が大病を患ったという方も少なくありません。
病気をきっかけに食生活を見直し、健康を取り戻しながら資格を活かして活動している方もいます。
でも、野菜の扱い方を身に着ける、料理が上達する、食生活を見直すために、わざわざお金を払って資格を取らなくてもいいのでは…?と考える方もいますよね。
確かに個々の知識は野菜ソムリエを受講しなくても、ネットや書籍、ほかの資格でも得られるかもしれません。
では、野菜ソムリエならではのメリットはあるのか?実体験をもとにお話します。
野菜ソムリエならではのメリット
ここからは、私が実際に野菜ソムリエとして活動したり、企業と関わる中で感じたことをまとめています。
知名度が高い
「野菜ソムリエ」という資格の知名度は、栄養士や調理師といった国家資格に近いくらい高いです。
そのため、仕事や活動をアピールするときに資格の知名度を活かすのは、有利に働きやすいと思います。
私もこれまでに企業との面談や採用試験で履歴書にいくつか食の資格を列挙していますが、「野菜ソムリエ」という名前は相手側にもピンとくるくらい、よく知られています。
中には「知名度が高いから高額」「わざわざ資格に頼る必要はない」と捉える方もいるかもしれませんが、いくら個人のスキルや実力があっても、組織や社会でなかなか目に止まらない…というケースはありますよね。
確かに実力は必要ですが、相手の印象に残るためには、資格の知名度を利用するのも有効な手だと私は思っています。
コミュニティ活動がある
野菜ソムリエには、資格取得者が参加できるコミュニティがあります。
資格をとって終わりではなく、合格したあとに新たなつながりや活動があるのは、資格の中でも珍しいかもしれません。
コミュニティとは
全国都道府県ごとに存在し、在住者を中心に活動しています。
知らないコミュニティに参加するのは誰でも勇気がいりますが、実際に参加してみると、年齢・性別、職歴に関わらず、どんな人でも迎えてくれることが多い印象です。
このように、資格をキャリアや活動に活かしやすい、資格取得者でつながりを作りやすいのが野菜ソムリエならではのメリットです。
でも、今まで食や野菜の業界と全く関わりがない人や、主婦の方には自分に野菜ソムリエの資格が本当に活かせるのかピンと来ないかもしれません。
資格をとった当時、私自身も野菜果物の扱い方は身についたものの、それまでの仕事と野菜ソムリエは全く関連がないため、キャリアについては全く思いつきませんでした。
では、資格をとっただけで終わらせないための、私のおすすめ活用法をお伝えしますね!
未経験の人が野菜ソムリエ資格をムダにしないためには
野菜ソムリエの資格をとれば自分の生活の質を上げる知識は身につきますが、それだけではもったいないな、というのが私の印象です。
過去の私のような未経験の人が資格をキャリアに活かすには、どうするべきか紹介します。
コミュニティやイベントに参加する
せっかく資格をとったなら、コミュニティに参加したほうがいいです。
特にこれまで仕事などで食や野菜にまったく関わりがなかった人にとってはハードルが高く感じられるかもしれませんが、何もしないでいると、ただお金を払って資格をとっただけで終わってしまいやすいです。
知識は多少残るとしても、それは本当にもったいないと思います。
だから、思い切って新しい場所に参加してみましょう。
なぜ私がそんなにコミュニティをすすめるのか、それはコミュニティ参加にメリットがあると私自身が感じているからです。
コミュニティに参加するメリット
より深い知識が増える
コミュニティではさまざまなイベントが行われています。
参加地域の特産物勉強会や料理教室など、野菜ソムリエ講座では学べない濃い知識が身につきます。
最近はオンラインイベントが増えたので、慣れない方はまずはオンラインイベントから参加してみるのもいいですね!
同じ資格をもつ仲間が増える
先ほども述べたとおり、コミュニティは新しい方も広く迎えてくれるので、コミュニティやイベントを通じて仲間ができやすいです。
自分が興味のあるイベントに積極的に参加すると、似た境遇や関心を持つ仲間とつながりやすいですよ!
さまざまな資格を活かしたキャリアを知ることができる
コミュニティを通じて知り合った方はさまざまな経歴を持つ方が多いので、資格をどのように活かしているのか参考にできます。
中には「こんなふうに活動してみたい!」「こんな働き方がしたい!」というロールモデルが見つかるかもしれません。
仕事を紹介してもらえることがある
こうして仲間ができたりイベントに参加していると、イベントの手伝いを頼まれたり仕事を紹介してもらえることがあります。
コミュニティを通じてお互いに人柄や得意分野が分かるようになるので、何か案件が発生したときに「この人に仕事を頼みたい」と依頼しやすいんですよね。
こうしたことは一人では実現できないので、コミュニティという場所を上手に活用しましょう!
まとめ
- 野菜ソムリエを受講すると野菜果物の目利きや扱いがうまくなり、生活が向上する
- 野菜ソムリエは知名度が高いので仕事や活動で上手にアピールすると有利
- コミュニティに参加すると仲間づくりや深い知識が得られ、新たなキャリアにつながることもある
このように、ただ知識を得るだけでなく、知名度が利用できる、コミュニティでより深い知識や仲間とつながることができるのが、野菜ソムリエのメリットです。
ぜひ参考にしてくださいね。