こんにちは、kopi rumah主宰 食卓コンサルタントのみつはしさなこです。
野菜を買った後や使った後の保存、どうしていますか?
ビニール袋に入れて冷蔵庫に入れておいたのに、気がついたら萎びていた…なんてこともあるのではないでしょうか。
冷蔵庫の中は涼しくても、野菜に冷風が直接当たると鮮度落ちが早まってしまいます。
せっかく買った野菜をムダにしないために、ぜひ使ってほしい長持ちアイテムを紹介します。
冷蔵庫で野菜が長持ち保存できるアイテムとは
冷蔵庫で野菜を萎びさせてしまう人に、ぜひ使ってほしいアイテムがこちら。
挟みタイプのクリップです。シンプルなものでOK。100均やスーパー、Amazonなどどんなメーカーのものでも構いません。わざわざクリップ?と思われるかも知れませんが、これを使うだけで野菜の保存期間は長くなります。
おすすめする理由①:袋をしっかり留めて野菜に冷風が当たるのを防ぐ
袋は少しでも封が開いていると冷気が入り込みやすく、野菜の鮮度落ちが早くなります。
特にきゅうりやナスなどの夏野菜は冷風に弱いため、しっかり口を閉じてあげることで鮮度持ちが良くなります。
下の写真はきゅうりをクリップで閉じた場合(左)とそうでない場合(右)で3日間冷蔵庫に保存したもの。
もともと購入してから実験までに数日あったため、購入直後の艶はどちらも少ないのですが、クリップで閉じたものに比べてそうでないきゅうりの方が、表面が萎びはじめています。
おすすめする理由②:購入時のパッケージ袋にそのまま使える
大きなキャベツや葉物野菜はレジ袋に入れて軽く縛ることで、冷風に当たるのを防ぐことができます。でも小さめの野菜まで全てレジ袋に入れるのは面倒だし、中身が分かりにくいという難点があります。
小さめの野菜は、店頭でボードンと呼ばれるパリッと張りのあるポリ袋に入っていることが多いのですが、食品クリップならボードンに直接留めることができます。
※ちなみにボードンによっては表面に穴が空いています。これは販売側が、野菜によって空気穴が必要なものは穴あきボードンを選んでいるため。
おすすめする理由③:使い捨てずに何度も使える
ビニール袋は使っているうちにいつか使い捨てることになります。ラップも使い捨てが殆どだと思います。食品クリップはビニール袋やラップと違い、一度買えばほぼ買い替えずに使うことができます。私自身6年前に買ってから一度も買い替えることなく使っています。
中にはクリップの代わりに輪ゴムを使って留めている方もいるかも知れません。
私もクリップと一緒に輪ゴムをストックしていますが、ワンタッチで開閉できる・なくしにくいという点で、クリップの方が断然便利だと感じています。
野菜を冷蔵保存するのにどうやって留めるかなんて、殆どネタにもならないような些細なことにも思えるのですが、実際問題、自炊する方は野菜の出し入れってほぼみなさん実践してると思うのです。塵も積もれば山と成るように、野菜の袋の入れ方だけでも鮮度は変わります。
ここまで読んで気になる…と思った方、絶対損はしないと思います。
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