料理本を読んでも上達しない人におすすめの本【科学で基本を学ぶ】

こんにちは、食卓コンサルタントのみつはしさなこです。

料理の基本を本でじっくり学びたい、という方へ。

 

料理本は基本だけでも本当にたくさんの数の本が出版されています。

けれど、中には料理本を買ってみたけど、料理が上達しない…という方もいるかもしれません。

おすすめやランキングも気になるけれど、確実に身につく本が知りたいですよね。

この記事では、私が読んで参考になった料理本を紹介しています。

私が料理苦手を克服するために買ってよかったと思える本なので、ぜひ参考にしてみてください。


  • 結婚してから料理を始めた元「料理苦手」主婦
  • 料理知識ゼロから野菜ソムリエプロになり、独学で料理を学ぶ
  • 現在は料理やキッチンをテーマにブログを書いたり、クライアントさま宅で訪問料理をしたりと、料理を仕事にしている

料理初心者の頃から現在まで、たくさんの料理本やレシピ本を買ってきました。

 

でも、本には「簡単で美味しい」と買いてあるのに、自分が作ると上手くいかない。なぜだろうと思っても、レシピ本には書いてない。

そんなときに書店で見かけて買った本がこちらです。

料理の基本を科学的に学べる本

「楽しい食品成分のふしぎ 調理科学のなぜ?」松本仲子著 朝日新聞出版

 

この本はこんな人におすすめ

  • レシピ通りに作っても料理がイマイチ
  • 料理がイマイチな原因がわからない
  • 料理のモヤモヤをそのままにせずちゃんと理解したい
  • 料理のちょうどいい味つけ加減が知りたい
  • 色合いや食感を納得いく仕上がりにしたい

 

包丁の握り方や野菜を茹で方など、本の通りにやってるつもりなのに上手くいかない…とモヤモヤすることありませんか。

一般的な料理本は、手順は説明してくれるけど、手順通りにするための理由や上手くいかない原因までは教えてくれません。

この本が参考になる点

  • 食材の特徴を科学的に説明してくれる
  • 調理を科学の視点で解説してくれる
  • 科学的視点で調理の比較実験をしながら、写真付きで解説してくれる

料理をすると言えば、どんな場面が思い浮かびますか?

食材を切る、加熱する、味つけするなどがありますよね。

こんな当たり前の料理のシーンでも、食材には必ず科学的に変化が起きています。

 

この本では、その科学的変化を分かりやすく、まるで理科の実験のように解説してくれます。一般的な料理本のレシピには書かれていないような、料理が上手くいかない時の理由まで、科学的に知ることができます。

私がこの本を通して身につけたこと

  • 食材の水分をコントロールする
  • 塩をコントロールする
  • 温度をコントロールする

私の場合、料理が上手くいかなかったのは、ほぼこの3点に原因がありました。

この本を読み、食材の水分、塩、温度をコントロールできるようになったことで、失敗が圧倒的に少なくなりました。またもし失敗しても、原因が分かっているので次の料理に活かせるようになったんです。

 

本の中身がそのまま背表紙になっています。比較実験が多く、分かりやすい!

これがきっかけで、私はそれまで苦手だった料理が楽しくなり、苦手ではなくなりました。

これまでいろいろな料理本を試してみたけど、料理が上達しないと悩んでいる方には参考になると思います。ぜひ手に取ってみてくださいね。Kindle版だと通常版より少しお安めです。

「楽しい食品成分のふしぎ 調理科学のなぜ?」松本仲子著 朝日新聞出版(Kindle版)

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料理初心者の方には、こちらの記事もおすすめです。

初心者は、料理に慣れるより「料理に楽しむ」方が大事だと思っています。

なぜかというと、慣れるために無理して料理が辛くなってしまったら、料理を続けていけないからです。この記事の2冊は、私が料理初心者(もしくは全く料理をしていない)の頃に読んで「料理してみたいな」とわくわくさせてくれた本。

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科学的に料理を理解するには「はかる」のが大事。

昔の私がそうでしたが、料理が上手くいかないと思っている人はここが結構適当だったりします。

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