【原則を知っていれば大丈夫】冷凍したらダメな食材はどんなもの

こんにちは、食卓コンサルタントのみつはしさなこです。

保存に便利な冷凍庫。使いきれないものはつい何でも冷凍してしまいがち。

  • 何でも冷凍して大丈夫なの?
  • 冷凍がダメな食材ってどんなもの?
  • 冷凍したらどのくらい保存できるの?

今日はこんな疑問に答えます。

 

ちなみに私自身も冷凍保存はよく使っていて、毎日のように食材を冷凍し、食事づくりは冷凍庫を覗いてから決めています。

自分で冷凍保存するものが多いので、市販の冷凍食品が入るスペースがないほど…!

これが我が家のリアル冷凍庫。肉・魚・野菜何でも冷凍します。

このように冷凍をフルに活かせるのは、「冷凍すると食材がどのように変化するか」を学び知っているからです。

※冷凍理論は冷凍生活アドバイザーという資格講座を通して学んでいます。

冷凍による変化を知っていれば、冷凍したらダメなのか、冷凍してどう使うかが分かります。

冷凍で食材はどのように変化するのか

冷凍による大きな変化は分かりやすく言うと

「食材の水分が外に出てしまう」こと。

水分が外に出ると食感が変わってしまいます。

シャキシャキやプルプルといった食感のものは食感が大きく変わるのでご注意を。

何でも冷凍庫に入れたらダメなのか

このように冷凍の原則さえ分かっていれば、「この食材は冷凍してはダメ」ということはありません。ただ一つ、入れない方がいいなと思うものはあります。それは「飲料類」

飲料は冷凍すると膨張し爆発する恐れがある

昔学校で習ったかと思いますが、水は氷になると膨張します。

密閉したボトルや容器に飲料や水を充満させると、最悪の場合爆発の危険があります。

 

※この辺はググると失敗談がたくさん出てきます。

未開封の飲料を急冷するときは、取り出し忘れに注意しましょう。

冷凍に不向きな食材はある

冷凍してはダメというわけではないのですが、冷凍によって食感が変わる食材は注意が必要です。具体例を2つ挙げると、

①サラダで使う野菜類

サラダで出すレタスやきゅうりのシャキシャキ感は生の状態ならでは。

冷凍すると水分が出てシャキシャキ感は失われてしまいます。

もし冷凍するなら、スープなどの汁物にするか、予め塩揉みなどで水分を出してから使うと違和感なく使うことができます。

②こんにゃくや豆腐

こんにゃくや豆腐には水分を多く含み、あのぷるんとした食感を生み出しています。

冷凍するとその水分が出てしまうのでやや硬い食感になりますが、それを活かして高野豆腐や肉代わりのイメージでアレンジすることができます。

シャキシャキの野菜もプルプルの豆腐やこんにゃくも、解凍してからは元のように使うことはできません。

そういう意味では冷凍に不向きですが、冷凍の特性を知っていれば、活用することはできるわけです。

冷凍したら保存期間はどのくらいまで大丈夫なの?

冷凍の原則で言えば、理想的な冷凍保存ができていれば、食材の品質は1年は維持されることが分かっています。

ただ家庭用の冷凍庫は毎日開閉をしているので温度が常に一定というわけではありません。

また保存がしっかりできていなければ、冷凍中に食材の品質は落ちてしまいます。

 

できれば冷凍後はほったらかしにせず、1ヶ月以内に使いまわせるように考えた方が、ムダなく活用することができると思います。

冷凍をあまり活用できていない人におすすめ記事

ここからは冷凍しておくと便利な野菜や食材について書いた記事を紹介しています。

私自身、あるといざというときに役立っているものばかり。何を冷凍保存したらいいかわからない方は、こちらの食材がおすすめ。失敗ゼロで冷凍の便利さを体験できます。

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冷凍庫の開閉は致し方ないですが、私たちが冷凍前にできる上手に冷凍保存するコツというのはあります。

この辺はレッスンの中で具体的に取り上げているのですが、要は「冷凍で出てくる水分をどうするか」というところにあります。

何だか出し惜しみしているようですが、こちらのおすすめ冷凍野菜の記事に結構答えが散らばっていますので(笑)、冷凍だけ知りたいという方はぜひ読んでみてください。

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