こんにちは、kopi rumah主宰 食卓コンサルタントのみつはしさなこです。
食卓コンサルタントが常備している調味料、最後はその他編ということで、市販のソースやドレッシング、だしなどを取り上げます。
種類が多く、選ぶのが楽しいこの手の調味料ですが、買ったのに使いこなせていない…というのもよくある話(もちろん私もあります笑)
今回は、我が家の定番となっている調味料と使い方をご紹介します。
↓これまでの調味料はコチラ↓
和食系調味料はコレ
まずは和食系で使っている調味料です。
ポン酢
さっぱりといただきたい時はポン酢。私が使っているのは柚子入りポン酢です。
鍋やしゃぶしゃぶはもちろんのこと、サラダ油と混ぜれば和風ドレッシングとして使えます。
塩糀
肉や魚料理の下味つけに使います。食材の重量の10%を目安に漬け込み、キッチンペーパーで軽く拭ったら両面焼くだけ。糀は焦げやすいので、通常より火加減は弱めに。
きゅうりなどの野菜と合わせれば、塩糀和えとしてさっと一品にもなります。
めんつゆ
めんつゆは、うどんなどの汁物や、煮物を甘めに仕上げたいときに使います。またポン酢の和風ドレッシングはさっぱりした仕上がりですが、めんつゆで作るとまろやかなドレッシングになります。
粉末だし「おいしいだし」
煮物やスープの出汁として。粉末状だと、たくさん作りたい時も少し作りたい時も調整しやすいのが便利です。塩や砂糖の加減は料理に合わせて調整できるよう、無添加タイプがおすすめ。
洋食系調味料はコレ
続いては、洋食系調味料。
マヨネーズ
味つけの定番。マヨラーという言葉もあるくらいですが、私は料理に直接かけるのではなく、コクを出す調味料として、つなぎ食材として使っています。ポテトサラダのようなデンプン系のホクホクをしっとりとさせたり、カレー粉や胡椒のスパイスをまろやかにしたいときに。裏技として揚げ物のつなぎとしても使えます(薄力粉&卵不要!)。
ケチャップ
マヨネーズと並ぶツートップ。オムライスのような定番料理でも使いますが、トマトベースの味にコクを加えたいときに。また中濃ソースやウスターソースと一緒に煮込めば、自家製デミグラスソースの出来あがり!
中濃ソース
ケチャップと煮込んでデミグラスソースに。でも一番使ってるのはたこ焼き(笑)
ウスターソース
ウスターソースでデミグラスソースを作ると、中濃ソースよりも少し軽い仕上がりになります。お好みと使い勝手で選べばいいと思います。
コンソメ顆粒
主に使うのはコンソメスープ。マヨネーズともよく合います。先ほどの粉末だしと同じく、キューブよりも顆粒タイプの方が使い幅が広いです。
イタリアン調味料はコレ
続いて、イタリアンです。こちらは少なめ。
オリーブオイル、にんにくはよく登場しますが、その他はいたってシンプルです。
アンチョビペースト
オリーブオイル、にんにくと合わせてバーニャカウダ風ドレッシング、パスタに。
タバスコ
正確にはスパイスに分類される気もしますが…(笑)トマトベースのリゾットやチーズ料理、魚の油にアクセントを入れたいときに使います。トマトとサバを使った料理にはよく合う!
中華系調味料はコレ
最後は中華系です。
オイスターソース
中華炒めやうま煮の決め手。オイスターソースを加えるだけで、中華味になってしまう不思議。醤油にオイスターソースを合わせただけのスタミナ炒めはシンプルだけど止まらない美味しさです。メーカーによって味や風味に違いがあるので、鶏がらを加えて加減しています。
鶏がらの素
こちらも中華の味を引き立たせてくれる定番調味料。スープ、うま煮と広く使います。個人的には卵料理と合わせるのが好きで、卵で手軽に料理を済ませたいスープや雑炊のときに重宝しています。
(振り返り)調味料選びのポイント
最後に、これまでの調味料(つまり私がふだんごはんで使っている調味料)を全て振り返りつつ、私の調味料選びのポイントをお伝えします。
基礎調味料
基礎調味料は素材が少ないものやシンプルなものを選んでいます。
油
その日の和洋中のチョイスに合わせて変わります。
ハーブ&スパイス
ハーブは好みのものを料理に合わせて。
スパイスはアクセントやパンチを加えたいときに(主に子供向けに作った料理に大人が後乗せ)
その他調味料
主に自分や家族の好きな味に合わせたものを揃えています。
だしは粉末や顆粒状が便利。
まとめると、
素材がシンプルであること
無添加だったり余計なものが入っていない方が、塩分調整の必要がなく味つけしやすいです。
自分の作る料理の傾向や味の好みを知り、それに合ったものを揃える
何でも一通り揃える必要はありません。特にハーブ&スパイスは自分の好みに合ったものだけあれば十分です。逆に言えば、好きなジャンルのスパイスの中から、いろいろ試してみるのもありだと思います。
市販のソースやドレッシングは最小限に抑える
ソースやドレッシングは、揃えるほど保管場所をとりますし、使う機会が分散するので賞味期限を切らしてしまいやすいです。市販品はよく使うものだけに絞り、自分でなるべく作った方が省スペースだし、作り立ての味や香りを楽しむことができます。配合比さえ覚えてしまえば、意外と簡単に作れるのでぜひおすすめです。
調味料をうまく活用すれば、料理の幅も広がり、おうちごはんが楽しくなります。
料理が何となくマンネリしている方は、調味料を見直してもいいかもしれません。それでは!
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